ストレッチパンツを穿いているとき、ウエストの位置がずれて穿き心地の悪さを感じたことはありませんか?
ゴムのように伸縮して脚に気持ちよくフィットするのがストレッチパンツの魅力ですが、長く穿き続けることで伸縮性は徐々に失われてしまいます。また、ご自身の体型とサイズが合っていない場合も、歩いているときや運動しているときにパンツがずれる原因となります。
この記事では、ストレッチパンツがずれる原因や対処法、おすすめアイテムをご紹介します。
目次
ストレッチパンツがずれる原因

サイズ感に満足して購入したストレッチパンツでも、長く穿き続けることでウエストの高さやセンターの位置がずれることがあります。
ストレッチパンツがずれる原因について、具体例をいくつかご紹介します。
体型の変化によるサイズのずれ
スリムやスキニーといった、脚にジャストフィットするストレッチパンツは、体型の変化によってウエストの位置がずれてしまうケースがあります。
例えば、ピチッとしたパンツを購入してから体重が増加した場合、お腹の部分がおさまらなくてウエストの位置が下がることが考えられます。
ウエストまわりの生地のゆとり
ゴムのように伸びて元に戻るストレッチパンツは、ベルトをしなくても穿きやすいパンツです。
しかし、ウエストにゆとりがあり過ぎるサイズやシルエットのパンツを選んだ場合、動いているときにウエストの位置がずり下がる原因になります。
ジャストフィットのパンツを購入してから、ウエスト周りが痩せた場合も同様のケースが起こりうるでしょう。
ストレッチ性の経時劣化
実はストレッチパンツには寿命があり、一般的には3年程度で穿き替えのタイミングがくると言われています。
具体的には、生地に使用されているポリウレタンという繊維が、水分・熱・紫外線などに弱い性質があり、経時劣化で伸縮性がどんどん失われてしまうのです。
ウエストまわりの伸縮性が劣化して生地がゆるくなってしまった場合、歩いているときにパンツがずれたりしゃがんだときに背中が見えたりします。
ストレッチパンツの経時劣化を完全に避けることはできませんので、少しずつストレッチ性は失われるものだと理解しておく必要があるでしょう。
生活習慣による骨盤の歪み
センタープレスのあるストレッチパンツを穿いているとき、気づかないうちにセンターがずれてしまう方もいるのではないでしょうか。
その原因の一つとして挙げられるのが、骨盤の歪みです。骨盤の歪みは、日常のあらゆる行動における癖や、妊娠・出産・加齢などによって起こります。
骨盤の歪みは歩行姿勢を悪くしてしまいますので、歩いているうちに生地の中心が左右のいずれかにずれる現象が起こってしまうのです。
ストレッチパンツのずれの対処法・予防策

ストレッチパンチのずれは、伸縮性をできるだけ維持させる穿き方や洗濯の仕方などで予防することができます。
具体的な対処法・予防策についてわかりやすく解説します。
ベルトでウエストの位置を固定する
ウエストの位置がずれてしまう場合、ベルトを着用して適切な位置に止まるようにしましょう。
ウエストまわりにゆとりを持たせたテーパードやワイドなどのシルエットでは、ベルトがある方がスタイリングが楽になるケースもあります。
タイトなシルエットの場合、ベルトが邪魔になると考える人もいますが、ベルトをコーディネートの一部として考えると前向きに着用できるでしょう。
例えば、上品さを感じられる生地のパンツと、高級感のあるレザーのベルトを合わせることで、エレガントなコーディネートをメイクできます。レッドやブルーのベルトで差し色を入れるなどのアレンジもできますので、コーディネートの幅を広げられるアイテムです。
着用シーン・着用頻度を考慮して穿く
伸縮性の劣化は化学的な要因だけに限らず、生地を伸ばして物理的な負担を与えることでも進行します。
ストレッチパンツを着用しているときに、頻繁に動いたりしゃがんだりする場合、ウエスト・ヒップ・膝のあたりの生地が伸びやすくなります。
お気に入りのストレッチパンツのずれを予防したい場合には、着用シーンや着用頻度を考慮した穿き方をしましょう。
塩素系漂白剤での洗濯を避ける
ストレッチパンツを洗濯する際、強いアルカリ性の塩素系漂白剤は控えましょう。
塩素系漂白剤は、生地に使用されているポリウレタンにダメージを与えてしまい、伸縮性の劣化を早めてしまいます。
また、ストレッチパンツの色落ちの原因にもなりますので、中性洗剤のおしゃれ着用洗剤の使用が推奨されます。
▶ストレッチパンツの正しい洗濯の仕方!手順や注意点をわかりやすく解説
適切なサイズのパンツを着用する
ご自身の体型に合ったストレッチパンツのサイズを選ぶことで、よりキレイに、より快適に楽に穿くことができます。
オンラインショップでストレッチパンツを探す際は、一度ウエスト・ヒップ・太もものサイズを正確に測ってサイズ合わせをしましょう。

ストレッチパンツ専門店のビースリーでは、以下のサイズバリエーションを展開しています。

計測したサイズに合う商品を選ぶことで、ウエストの位置がずれる失敗を避けられます。また、同じサイズでも股下の長さで印象が変わりますので、「身長別サイズガイド」も参考にしてみてください。
骨盤を矯正する
骨盤の歪みが原因と考えられるストレッチパンツのずれは、生活習慣の見直しや整体院での骨盤矯正で改善できます。
生活習慣では、以下のようなポイントを見直すことで骨盤の歪み対策となります。
- パンツの後ろポケットにスマートフォンや財布を入れない
- ショルダーバッグを片方の肩にかけすぎない
- デスクワークでは背筋を伸ばして椅子に浅めに座る
- 規則正しい生活を心がける
整体院では、患者個々の課題を見つけて解決策を提案してくれますので、骨盤が歪んでいると感じた場合には一度相談してみましょう。
姿勢が改善されることで、ストレッチパンツの美しいシルエットもより映えるようになるでしょう。
穿きやすく型崩れしにくいストレッチパンツを紹介
ビースリーでは、360度全方位に伸びてしっかり戻る生地、美脚黄金比パターンにこだわったストレッチパンツを販売しています。
どんな動きにもフィットするオリジナルのストレッチ生地を採用しており、穿きやすく型崩れしにくいのが特徴です。
ここからは、伸縮性・耐久性・穿き心地、そしておしゃれ度も全ておすすめのストレッチパンツをご紹介します。
つんぱびたスムース・スリム

完全リバーシブル仕立ての「つんぱびたスムース・スリム」は、高い耐久性と伸縮性を備えたソフトなニット生地のスリムパンツです。
ピタッとしすぎないシルエットとニットの丁度よいハリは、穿いたときにボディラインを拾いすぎず、すっきり穿くことができます。

総ゴム仕様で股上がやや深めに設計されていますのでパンツがずれにくく、安心できる着用感を得られるおすすめのストレッチパンツです。
ミルキーウォーム・テーパード

ミルキーウォーム・テーパードは、冬の寒さから脚を暖かく守る裏起毛でありながら、すっきりしたテーパードシルエットのストレッチパンツです。
前ポケットの袋布を前開き部分と縫い合わせた加工により、お腹を程よく引き締め、ポケットの開きを軽減してスタイリッシュな見た目をキープ。

裏起毛を施してもゴワつきや窮屈感を感じさせない、ストレスフリーな穿き心地と暖かさを備えたパンツです。
ドライウーリー・ワイド

ワイドシルエットでゆったり穿けるのに、すっきりした見た目のパンツが「ドライウーリー・ワイド」です。
太すぎない絶妙なラインを表現でき、ウエストの部分がゴム仕様になっていることからどのような体型の方でも快適に穿いていただけます。また、ウエストベルトに調整タブが付いていますので、パンツがずれてもすぐに修正できる優れものです。

ドライタッチの風合いからは大人な女性の魅力が感じられ、ボディラインを隠しながらもコーディネートにメリハリを与えられる1本です。
シャイニーシャドウ・ストレート

「シャイニーシャドウ・ストレート」は、特殊立体編みによる伸度調整技術で、エレガントな見た目と絶妙なフィット感を実現させたストレートパンツです。
ナイロン糸とポリエステル糸を混繊した特殊加工の糸、細くて丈夫なポリエステル糸、滑らかなポリエステル糸の3種類を3層構造に編み上げ、杢調のシャドウ柄ニット地に仕上げています。

幾度となく微調整を繰り返すことで、上質な風合いと快適な穿き心地に仕上げられており、フォーマル・オフィスからタウンユースまで幅広く穿いていただけます。
まとめ
ストレッチパンツを穿いているときにずれる原因は、ストレッチ生地の伸縮性の経時劣化や不適切なサイズ感、骨盤の歪みなどが挙げられます。
ストレッチ生地に使用されている伸縮性のあるポリウレタンは、水分・熱・紫外線などで劣化する繊維であり、日頃の穿き方や管理方法に注意することで寿命を延ばすことができます。
特にウエストまわりの生地が伸びてしまうとずれやすくなりますので、着用シーンや着用頻度も考え直してみましょう。
ストレッチパンツ専門店のビースリーでは、シワや型崩れになりにくく、耐久性にも穿き心地にも優れたストレッチパンツを販売しております。
ウエストから脚下までのラインをすっきり見せつつ、窮屈さを感じないストレスフリーなストレッチパンツをお探しの方は、ぜひビースリーをご利用ください。