ストレッチパンツの寿命って?長持ちさせるコツとお手入れ・洗濯方法

2022年11月18日
ストレッチパンツの画像

ストレッチの効いたストレッチパンツは履き心地がよく、体にフィットするためスタイルアップ効果、脚長効果があるなど、メリットがたくさんあります。

しかし、ストレッチパンツに欠かせない素材であるポリウレタンは劣化しやすいという特徴も持っています。素材の特性を理解して、お気に入りのストレッチパンツを長く履き続けられる工夫をしましょう。

この記事では、ストレッチパンツの寿命やストレッチパンツを長持ちさせるコツなどについて詳しく解説します。ぜひ記事をチェックして、ストレッチパンツ選びに役立ててみてください。

ストレッチパンツの寿命はどのくらい?

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ストレッチパンツは、伸縮性を実現するためにポリウレタンと呼ばれる素材を使用していることが特徴です。ポリウレタンは高い機能性を持つことからスポーツウェアやジャージなどに使われており、伸縮性や柔軟性、軽量性、防シワ性や速乾性など優れた特徴を持っています。

その一方で、ポリウレタンは劣化しやすく、寿命が短いという弱点も持っています。水や熱、紫外線の影響で劣化が起こり、一般的な製品の場合は3年ほどが寿命であるといわれています。

ただし、劣化してしまったからといって履けなくなってしまうわけではなく、ストレッチ性の低下やゴワつきなどが起こる可能性はあるものの、問題なく履き続けられることがほとんどです。

ストレッチパンツを長持ちさせたい場合は、正しいお手入れ方法・洗濯方法を行うなどの工夫をすると、お気に入りの一着を長く着続けることができますよ。

他素材を混ぜることで耐久性アップ

ストレッチパンツには伸縮性を実現させるためポリウレタンが使用されていますが、ポリウレタン100%でできた衣類はほとんどありません。

ストレッチパンツを含め、多くの衣類はポリウレタンと他の素材を混ぜることで耐久性を高めたり、素材の風合いを表現しています。

ミルキーウォーム・テーパードの画像

例えば、ビースリーの「ミルキーウォーム・テーパード」の場合、使用している生地は「ポリエステル48%、レーヨン34%、アクリル12%、ポリウレタン6%」の混紡です。

強度がありシワになりにくく、縮みにくいポリエステルやアクリルといった合成繊維をポリウレタンに混ぜることで、伸縮性を保ちながら耐久性を高める工夫を行っています。

高い耐久性!ビースリーのストレッチパンツの特徴

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「FIT BETTER(らくちん)」「LOOK BETTER(きれい)」「FEEL BETTER(ここちいい)」の3つのBetterが、ビースリーの由来です。

ビースリーではストレッチパンツのデザインのみならず、機能性にもこだわっていることが特徴です。

研究所開発したオリジナル360度ストレッチ

ビースリーでは、しっかりストレッチが効き、それでいて耐久性やきちんと感もある糸を研究所で開発。ビースリーのストレッチパンツは、デザインにも機能性にもこだわった、オリジナル360度ストレッチです。

すべてのパンツが洗濯可能

ビースリーでは、約60項目以上にも及ぶ独自の品質基準を定め、厳しい審査基準を上回った素材のみを採用しています。

「家庭洗濯でも、色落ち・型くずれしにくい」素材を目指し開発されたビースリーのパンツは、全てご家庭での洗濯可能。

耐久性に優れているため洗濯機洗いOK、シワになりにくいからアイロンいらずと、簡単なお手入れで長く愛用いただけます。

ストレッチパンツを長持ちさせるコツ

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ストレッチパンツは、お手入れのやり方を工夫することで、快適さや美しさをより長くキープできます。

ここからは、ストレッチパンツを長持ちさせるコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

膝抜けのケアをする

ストレッチパンツに限らず、パンツ製品のお手入れ全般で注意したいのが、膝抜けです。膝抜けとは、膝の部分だけが伸びてしまった状態のことを指します。

関節のある膝部分の生地は、座ったりしゃがんだりする動作で負担がかかりやすく、伸びてポコっと出てしまうことがあります。程度によりますが、膝抜けはお手入れによって元に戻すことが可能です。(アイロンがけ可能な製品かどうか、事前に洗濯表示を確認しましょう)

  1. パンツを裏返しにする
  2. アイロン台など平らな場所に置いて手でシワを伸ばす
  3. 膝抜けしてポコっと膨らんだ部分に霧吹きで軽く水をかける
  4. あて布をし、真上からアイロンを押し付けてプレスする

連続して履き続けると膝抜けがしやすくなるため、他のパンツと上手くローテーションして毎日続けて履かないようにすると、膝抜け対策になりますよ。

正しい方法で洗濯・お手入れする

ストレッチパンツは、正しい方法でお手入れすることで、より長く快適に履き続けることができます。ぜひ正しいお手入れ方法を実践してみてください。

  1. 洗濯の準備をする
  2. おしゃれ着用洗剤で洗う
  3. 日陰で干す

ここからは、それぞれの方法について詳しく解説します。

1:洗濯の準備をする

まずは、ストレッチパンツの洗濯のための下準備です。洗う前に洗濯表示を確認しましょう。ビースリーのストレッチパンツは、シルク混やウール混のものまで、すべてご家庭で洗濯していただくことが可能です。

なお、色移りする可能性があるため、他の衣類と混ぜず、単独で洗濯するのがおすすめです。

2:おしゃれ着用洗剤で洗う

ストレッチパンツの快適な伸縮性をより長くキープするためにも、洗剤は「おしゃれ着用洗剤」を選ぶのがおすすめです。おしゃれ着用洗剤はデリケートな衣類を洗うのに適しており、酸性とアルカリ性の中間に位置する中性の性質を持っています。

蛍光増白剤入り洗剤や塩素系漂白剤は、生地の劣化、色ムラ、色褪せ、変色などの原因になるため、使わないように注意しましょう。

パンツはファスナーやボタン、ホックなどを閉じて裏返し、型崩れ防止のために洗濯ネットに入れて洗いましょう。

3:日陰で干す

干すときは、ストレッチパンツを軽く叩いてシワを伸ばします。このひと手間で、アイロンの手間を減らすことができますよ。ボタンとファスナーは開けてウエスト部分を筒状にして干すと、早く乾きやすくなります。

なお、干す場所は「日陰」を選ぶことがポイントです。ポリウレタンは紫外線に弱いため、日の当たらない場所を選んで干しましょう。タンブル乾燥(乾燥機)を使うとストレッチ性が損なわれてしまうため、使用しないように注意が必要です。

専用ネットを使う

専用ネットの使い方

大切なパンツを少しでも長持ちさせたいという方は、パンツ専用のネットを使用するのもおすすめです。たとえば、ビースリーの「パンツ美人ネット」は、洗濯によるパンツのヨレやシワを防ぎ、生地の傷みや毛羽立ちを最小限に抑えます。

ロールシートとパンツを一緒に巻いて洗うことでヨレやシワが軽減されるため、乾いたときもきれいに仕上がり、アイロンの手間も軽減されます。

ネットを使わずに洗濯機で洗濯すると、他の衣類と絡まって伸びたり、摩擦が起きたりしてしまうことがあります。お気に入りのストレッチパンツを長く愛用するためにおすすめのひと工夫です。

パンツ美人ネットの商品ページはこちら

ミルキーウォーム・テーパード:裏起毛なのにすっきり万能パンツ

ビースリーの「ミルキーウォーム・テーパード」は、気温が下がってくる季節にぴったりの裏起毛のナチュラルストレッチパンツです。

ミルクから抽出された潤い成分を練り込んだミルクプロテイン加工の「湿潤発熱糸」をヨコ糸に使用し、しっとりなめらかな肌さわりを実現。乾燥しがちなシーズンの肌を優しく包み込みます。接触温感で、寒い時期も快適にオシャレを楽しめます。

カラーは秋冬にぴったりのチャコールグレー・ネイビー・ナッツベージュの3色展開。脚をきれいに見せるテーパードシルエットにこだわり、裏起毛とは思えないすっきりした形に仕上げました。

普段使いや外出時はもちろん、ビジネスシーンなどさまざまなシーンで万能な活躍を見せる着回し力も抜群の一着です。

ポリウレタンの芯に素材の風合いを残したポリエステル・レーヨンの混紡糸を織り合わせたものを巻きつけた糸と、アクリル・レーヨンの混紡糸を同じくポリウレタンに巻きつけた糸の2種類の糸を、織り密度の高い「ブロークンサテン織り」でしっかり織り上げることで、ゴワつきを感じさせないストレッチと、耐久性を実現しています。

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まとめ

ストレッチパンツに使われるポリウレタンは、伸縮性や柔軟性、速乾性や防シワ性など優れた機能を持つ一方で、紫外線や熱、水に弱いという弱点もあります。

お気に入りのストレッチパンツをより長く快適に使い続けるためにも、ポリウレタンの特性を理解した上で正しいお手入れを行いましょう。

ビースリーでは、ストレッチパンツの耐久性にもこだわり、オリジナル360度ストレッチを研究所で開発しました。デザインや素材、シルエットも豊富なものをご用意しておりますので、より良いストレッチパンツをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

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